
ツイリー
幅約5cmの細長いシルク。バッグハンドルに巻く使い方で普及。廃番デッサンが人気。
- カテゴリー
- スカーフ(小型シルクスカーフ)
- 素材
- シルク100%(カレと同じシルクツイル)
- 登場年
- 2003年とされる(2003年秋冬と紹介されることが多い)
- 代表的サイズ
- 概ね 幅約5cm × 長さ約86cm
- バリエーション
- 標準ツイリー/マキシ・ツイリー 等
- プリント
- 多色スクリーンプリント、両面に同柄が一般的
- 主な使い方
- バッグハンドル/首・手首・髪/細ベルト 等
- 参考定価
- 概ね3万円台〜(マキシは4万円台)※推定・変動
- お手入れ
- 水・薬品を避け平らに保管、必要時はプロのドライクリーニング
- 見分けの目安
- ロールドエッジ・発色・作家署名 等(真贋は保証せず専門家へ)
- 20周年
- 2023年に記念デザインを発表
相場の推移
推定であり保証ではありません—
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詳しく知る
概要 — ツイリーとは
ツイリー(Twilly)は、エルメスのスカーフ「カレ」と同じシルクツイル地を、幅約5cm・長さ約86cmの細長いリボン状に仕立てた小型スカーフです。名称は素材であるツイル(twill=綾織)に由来するとされます。バッグのハンドルに巻く使い方が広く知られますが、本来は首・手首・髪などに結ぶアクセサリーとして提案されました。100%シルクの軽やかな質感と、カレ譲りの豊かなデザインが魅力で、カレより手に取りやすい価格帯も人気の理由です。
当ポータルは中立の第三者情報サイトであり、エルメスの公式・正規代理ではありません。
オリジナルの図解です(実物写真ではありません)。
歴史・誕生の背景
ツイリーは2003年(2003年秋冬と紹介されることが多い)に登場したとされます。すでに不動の人気を誇っていたカレ(90cm四方のシルクスカーフ)から派生する形で生まれ、より気軽に楽しめる小型フォーマットとして提案されました。2023年にはエルメス自身が「ツイリー誕生20周年」を祝い、記念デザインを発表しています。誕生からの年数や初出シーズンには諸説あるため、厳密な特定は専門資料での確認をおすすめします。
- 2003ツイリー誕生
サイズ・展開
定番ツイリーの寸法は概ね幅約5cm × 長さ約86cm(およそ2インチ×32インチ)とされます。ただし手作業の工程ゆえ、寸法は個体差があり長さが多少前後することがあるとされます。標準サイズに加え、より大判の「マキシ・ツイリー」など派生フォーマットも展開されてきました。寸法はあくまで目安であり、購入時は実測表記の確認をおすすめします。
幅 (cm)
素材・生地・色
ツイリーはシルク100%。カレと同じシルクツイル(綾織のシルク)を用いており、両面に同じデザインがプリントされる仕様とされます。エルメスのスカーフは多色刷りのスクリーンプリントで知られ、ツイリーにも色数の多い鮮やかな配色がしばしば見られます。シーズンごとに多彩なカラーバリエーションが展開され、同一デザインでも配色違いが複数存在するのが通例です。色名・配色は識別の手がかりになりますが、当サイトでの色表記は近似であり、現物の色味を保証するものではありません。
オリジナルの図解です(実物写真ではありません)。
オリジナルの図解です(実物写真ではありません)。
デザインと作家性
ツイリーのモチーフには、カレと共有する伝統的なデザインから、世界各国の若手デザイナーを起用した新作まで幅広く存在します。2023年の20周年では、デザイナー ピエール・マリー(Pierre Marie)による『La Pâtisserie Française』が記念モデルとして発表され、ツイリーの先端にチャームをあしらった特別仕様も登場しました。すでに生産が終了した(廃番の)デッサンは入手が難しく、コレクター人気が高い傾向があるとされます。
刻印・年代の見方
エルメスのシルク製品では、端のロールドエッジ(手まつりの三巻縫い)の質や、デザイン上に小さく入る作家名・著作表記が手がかりになると一般に言われます。カレと異なりツイリーは小型ゆえ情報量が限られ、年代や真贋を縫製・プリントだけで断定するのは困難です。ここで述べる見方はあくまで一般論であり、特定の個体の年代・由来を保証するものではありません。気になる場合は信頼できる専門家にご相談ください。
見分け方・コンディションの見どころ
中古で選ぶ際は、シルク特有の引っかけ傷・ピッキング、シミや色やけ、端のほつれ、プリントのにじみやズレなどを確認すると良いとされます。発色の鮮やかさやエッジの始末の丁寧さも観察ポイントです。ただし、これらは状態を見る目安であって真贋を保証するものではありません。当サイトは鑑定を行いません。真贋の最終判断は必ず信頼できる専門家・鑑定機関にご依頼ください。「個人の見解であり保証ではない」点をご理解の上でご参照ください。
- ✓縁の手まつりの状態 — 巻き縁のほつれ・潰れ・縫い目の浮きを確認。状態確認の目安であり真贋の保証ではない。
- ✓プリントの発色と色移り — 退色・黄ばみ・洗濯による色のにじみがないかを見る。
- ✓シミ・水ジミ・香水跡 — シルクは輪ジミが残りやすい。光に透かして確認する。
- ✓引っかけ・伝線・スレ — 巻いて使うため折り山や端に擦れが出やすい。
- ✓表記タグの有無と劣化 — 素材表記の有無・状態を確認。欠落は減点要素だが状態評価の一要素にすぎない。
あくまで着眼点であり真贋を保証しません。最終判断は専門家へ。
相場・選び方の考え方
新品定価はベーシックなツイリーで概ね3万円台、大判のマキシ・ツイリー系で4万円台とされます(時期・為替・仕様で変動)。人気柄や廃番デッサンは定価を上回って取引される例もあるとされますが、これらはあくまで市場での推定であり、売買価格を保証するものではありません。投資目的での購入を助言するものでもありません。選ぶ際は相場よりも、手持ちのバッグや装いに合う配色・モチーフを基準にすると満足度が高い傾向です。
巻き方・使い方・楽しみ方
もっとも知られるのはバーキンやケリーなどのバッグハンドルへの巻き付けで、ハンドルの保護とアクセントを兼ねます。ほかにも首元のチョーカー風、手首やヘアアクセサリー、細ベルト、和装の半襟風アレンジなど、結び方ひとつで表情が変わるのが魅力です。2本使いで色を重ねる楽しみ方も定番です。素材がシルクのため、結び目はきつく締めすぎないと型崩れを防げます。
オリジナルの図解です(実物写真ではありません)。
オリジナルの図解です(実物写真ではありません)。
お手入れ・保管
エルメスは、雨・水・薬品との接触を避け、結ばずに平らに保管し、必要に応じてプロのドライクリーニングに委ねることを推奨しています。シルクは水ジミや摩擦に弱いため、香水・整髪料が乾いてから巻く、長期保管時は直射日光を避ける、といった配慮が役立ちます。アイロンは低温・あて布が無難とされますが、不安な場合は専門業者に相談するのが安全です。
一般的な目安です。大切な品は専門家の助言に従ってください。
豆知識・エピソード
ツイリーは当初、カタログで頭・髪・首・手首に巻く小型スカーフとして紹介されていましたが、その後ユーザーがバッグハンドルへの装飾という新しい使い方を見出し、定番化したと伝えられます。名称の由来である「ツイル(綾織)」はカレと共通の生地で、いわば“カレの妹分”とも呼べる存在です。小さなキャンバスゆえに、コレクションは並べる楽しみもあり、廃番デザイン探しはマニアの醍醐味のひとつとされています。
図解いろいろ
- 1スカーフ本体(プランシュ) — 細長い帯状のシルク地。約86cm×5cmが基準寸法。
- 2プリント柄 — カレ(正方形スカーフ)の意匠を細長く再構成した図柄が多い。発色とリピートの精度を見る。
- 3手まつりの縁(ルロテ) — 四辺を内側に巻いて手縫いした縁。ツイリーの象徴的仕上げ。
- 4署名・タイトル表記 — 端にデザイナー署名や柄タイトル、Hermès-Parisの表記が織り込まれることがある。
- 5素材表記タグ — 素材(soie/silk)と原産国を示す小さなタグまたはプリント表記。
オリジナルの図解です(実物写真ではありません)。
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