
ポップ アッシュ(ピアス)
Hモチーフのエマイユ・ピアス/イヤリング。ネックレスと色を合わせやすく、カジュアルにエルメスらしさを足せる。
情報・画像 索引元:Wikipedia (Hermès) ↗- 通称
- ポップ アッシュ(Pop H)/ポップH
- カテゴリー
- ジュエリー(ピアス/イヤリング)
- 登場時期
- 2010年代〜(正確な発表年は非公表・諸説あり)
- 素材
- 金属ベース+ラッカー(エマイユ/エナメル仕上げ)
- 金具メッキ
- イエローゴールド/パラディウム(シルバー系)ほか
- 留め具
- ポスト(スタッド)式が基本
- サイズ(ミニ)
- 約 縦0.9cm × 横0.7cm(目安)
- サイズ(通常)
- 約 縦1.1〜1.6cm × 横1.2cm(目安)
- 代表的リファレンス
- H608001(通常)/H608002(ミニ)
- 新品参考定価
- ミニ ピアス 約7.5万〜8万円(推定・2024改定後)
- 中古相場の目安
- 定価の約8割〜(色・状態・付属で変動/推定)
- 製造国
- フランス(公式記載に基づく)
- 廃盤可否
- 廃盤ではないとの見方が一般的(品薄・諸説あり)
- 注意点
- ラッカー面は退色・欠けに注意。真贋は専門家へ
相場の推移
推定であり保証ではありません—
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概要
「ポップ アッシュ(Pop H)」は、エルメスの頭文字「H」をぷっくりと立体的にかたどり、鮮やかなエマイユ(ラッカー/エナメル)を流し込んだファッションジュエリーのライン。ピアス/イヤリングのほか、ネックレスやリングなどでも展開される。素材は金属ベースにラッカー仕上げを施したもので、貴金属や宝石を使う「ファインジュエリー」ではなく、気軽に楽しめるアクセサリーという位置づけ。手の届きやすい価格帯と豊富なカラーで、エルメス入門アイテムとして安定した人気を持つ。
オリジナルの図解です(実物写真ではありません)。
歴史・誕生の背景
ポップ アッシュの正確な発表年は公式に明示されていない(諸説あり)が、そのデザインはエルメスの「H+エマイユ」の系譜上にある。エマイユ(七宝風ラッカー)のバングルは1970年代半ばに登場し、2000年には「H」型のクリック(トグル)金具を持つ『クリック アッシュ/クリック クラック』が誕生してアイコン化した。ポップ アッシュは、この「H」モチーフとカラフルなエマイユという二つの資産を、立体的でポップな造形に昇華させた比較的新しいライン(2010年代に広く流通)と位置づけられる。
サイズ展開(通常/ミニ)
ポップ アッシュは大きく「通常サイズ」と「ミニ(Mini Pop H)」の2サイズで展開される。ピアスの場合、ミニはおおよそ縦0.9cm×横0.7cm前後、通常サイズは縦1.1〜1.6cm×横1.2cm前後が目安とされる(出典・個体により表記差あり)。ミニは控えめで上品、通常サイズは存在感があり主役になる。ネックレスのトップもほぼ同様の寸法感で、ピアスとネックレスを同色で揃えるセット使いも好まれる。
幅 (cm)
素材・カラー
ベースは金属で、表面にラッカー(エマイユ=七宝風の塗装)を施す構造。貴金属ではなく、メッキ仕上げが用いられる。カラーは黒・白といった定番から、エルメスらしいオレンジやマラカイト(緑)、ローズ・ドラジェ(淡ピンク)、マロン・グラッセ(茶)など多彩で、季節限定色も登場する。エマイユは光沢が美しい反面、強い摩擦や薬品で退色・剥離が起こり得るため、扱いには注意が要る。
オリジナルの図解です(実物写真ではありません)。
オリジナルの図解です(実物写真ではありません)。
金具・ディテール
金属部分のメッキは主に「イエローゴールド(GHW)」「パラディウム=シルバー系(PHW/SHW)」の2系統で、ピンクゴールド調も存在する。ピアスはポスト(スタッド)式の留め具が基本。立体的に膨らんだ「H」のフォルムと、縁までむらなく入ったラッカーの艶、裏面のポスト・キャッチの作りの良さがディテールの見どころ。同じ色でもゴールド金具かパラディウム金具かで印象が大きく変わる。
- 1Hモチーフ(透かし) — 中央を抜いたHの形。Pop Hの象徴で、ミニ/通常でサイズが異なる。
- 2エマイユ面 — Hの地に乗るカラーエマイユ。均一な発色とツヤが見どころ。
- 3フレーム(縁) — エマイユを囲む金属の縁取り。エマイユとの境目の処理を確認。
- 4ポスト(軸) — ピアスの軸。曲がり・変色・付け根の緩みがないか。
- 5キャッチ(留め) — ポストを留める後ろ金具。左右が揃い純正であるか。
- 6刻印 — 金具にHermèsや原産地表記。極小のため拡大で確認。
オリジナルの図解です(実物写真ではありません)。
刻印・年代の見方
ポップ アッシュは樹脂的なラッカー+小ぶりな金属パーツのため、革製品のような明確な製造年「刻印(ブラインドスタンプ)」は持たないことが多い。判断材料は付属のブティックタグ/品番(H608001・H608002 等のリファレンス)、付属箱・保証カード(ある場合)、留め具の刻印有無など。これらは年代特定の手がかりにはなるが、断定材料にはならず、確証が無い点は「諸説あり」として扱うのが安全。
一般的な目安です。刻印は年代・個体で異なり、それだけで真贋を保証しません。
見分け方(真贋を保証しない目安)
以下はあくまで目安であり、真贋を保証するものではありません。最終判断は必ず専門家へ。チェック観点の例:①ラッカーの艶と発色が均一で、縁にムラ・気泡・はみ出しがないか ②「H」の造形が左右対称で、エルメス特有のフォントのプロポーションに合うか ③金具メッキの質感・重量感・ポストの仕上げ ④品番・タグ・箱の整合性。なお当サイトは中立の第三者情報であり、鑑定は行いません。違和感があれば購入前に専門業者へ相談を。
- ✓エマイユの欠け・ヒビ — 縁やHの角に欠け/ヒビが出やすい。光に当てて全周を確認。状態の目安。
- ✓メッキ擦れ・変色 — ポスト・裏面・角の擦れや黄ばみ。使用感の判断材料。
- ✓左右の色・サイズ揃い — 2点の発色・サイズ・金具色が揃うか。片方交換品でないかの目安。
- ✓ポストの状態 — 軸の曲がり・付け根の緩み・キャッチの保持力。装着安全の確認。
- ✓刻印の有無と仕上げ — 極小刻印の有無・打ち。鮮明さの目安だが真贋は断定しない(個人の見解であり保証ではない)。
- ✓付属品 — 箱・保存袋の有無。再販時の評価に影響。
あくまで着眼点であり真贋を保証しません。最終判断は専門家へ。
相場・選び方(推定・保証なし)
以下の価格は推定であり保証も投資助言もしません。新品定価はミニ ピアスで概ね7.5万〜8万円前後(2024年に数%の価格改定)とされる。中古・並行は色・状態・付属品で変動し、定価の8割前後から始まることが多い。選び方の目安:定番の黒・白は合わせやすく相場も安定、オレンジやマラカイト等の人気色・限定色は割高・品薄になりがち。ラッカーの欠け・退色の有無が価値を大きく左右する。
コーデ・使い方
小ぶりで主張しすぎないため、デイリーからオフィス、カジュアルまで幅広く使える。ミニは耳元にさりげなく色を添えるのに最適で、重ね付けやネックレスとのセット使いもしやすい。通常サイズはシンプルな装いの差し色として効果的。エルメスの定番オレンジは黒・白・デニムと好相性、淡色(ローズ・ドラジェ等)は肌なじみがよく上品にまとまる。スカーフやバングル(クリック アッシュ)と色を呼応させる遊びもファンに好まれる。
オリジナルの図解です(実物写真ではありません)。
お手入れ・保管
ラッカー(エマイユ)面は退色・剥離・傷に弱いのが弱点。香水・化粧品・整髪料・汗・アルコールは変色や艶引けの原因になるため、着用は身支度の最後に、外したら柔らかい布で乾拭きを。入浴・運動・就寝時は外す。保管は付属ポーチや小箱で一つずつ分け、金具同士の擦れ傷を防ぐ。直射日光と高温多湿を避け、超音波洗浄や研磨剤入りクロスは使わない。欠けや剥がれが出たら無理に磨かず専門業者へ相談する。
一般的な目安です。大切な品は専門家の助言に従ってください。
豆知識
「ポップ アッシュ」の“アッシュ”は英語のH(エイチ)ではなくフランス語の「H=アッシュ(hache)」読みで、エルメス本国での「H」の呼び方に由来する。一時「廃盤では」と噂が立ったが、複数の解説では“廃盤ではなく生産量が限られ品薄になりやすい”との見方が一般的(諸説あり)。同じ「H+エマイユ」のファミリーには、トグル金具が心地よい音を立てる『クリック クラック/クリック アッシュ』があり、色を揃えて楽しむファンも多い。
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